屈折

光の向こう側

GARNET OPERA 2022.1.26

や~っと時系列追いついた!

早くこの記事が書きたかった!GARNET OPERA

昨日入ったばかりのほかほか感想が書ける!初EXシアターでした!

も~~~う最高すぎて余韻すごい(TT)

感情だけで生きてる人間からすると舞台の感想って、内容考察したり頭使わないとで書きづらい(○○君かっこよかった!この曲かっこよかった!ぴえぴえ!で終わらせられない)から、書かないこと多いんだけど、どうしてもこの舞台は書きたい誰かにこの感動をぶちまけたい!全人類にこの最高物語を伝えたい(果たして私の語彙で伝わるのか)&ブログ書いて自分も頭のなか整理したいから書きます!

がっつりネタバレあり㊟

と言ってもどこから書けばいいのか…

とりあえず、公演見終わって整理した関係図 ↓ を踏まえて感想書いていく~

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ガネオペ人間関係図

舞台中に明かされた人間関係は青ペンで書いたんだけど、黒と見分け付きにくくなっちゃった💦薄くマーカー引いたから多少は見やすくなったかなあ?

関係性とかある程度基礎知識あった方が楽しめるかもというレポ見て当日にざっくり日本史さらったんだけど、まんま史実の流れにのっとってるというよりはパラレルワールド的な?なんていうのか難しいんだけど、登場人物も、歴史で今後こうなるっていうのを知ってる世界線です。

わたしの脳みそで1回見ただけだと思考が追い付かなくて理解しきれなかった部分もあるので、認識違いとかあったらそこはご了承下さい。まじで勝手に自己解釈しちゃう思い込み激ヤバ女なので…感情移入しすぎて自分の都合のいい解釈に変えちゃうので…何度国語のテストでどこにも描かれてない話を回答したことか…

で、信長が家臣と敵とを集めて、みんなでゲームしようぜ!って言って本題に入っていくんだけど(信長が何でゲームしよっていったのか結局理解しきれなかったごめんなさい、え、家臣があんまりぬるく生きてるから刺激が欲しくてほんとにゲームしたかっただけ?それとも史実に従って本能寺で死ぬことがわかっててでもこのままだと家臣だれも信長のこと殺せなそうだからってこと?)

私は観ていく中で勝手に後者だと思ったんだけど、そしたら信長の男気とか、やっぱり家臣のことが大好きなんだなっていうのがすごくあるよね、、、

ガネオペって「好きだから自分が殺す(殺したい)」っていうシーンが何度かあるんだけどもうほんとに胸がギューッとなる、思い出しても切ない

わたしメンヘラっぽいとこあるから、好きな人に殺されるならいいかな~とか思っちゃうタイプなんだけど、この物語で生きてる人は、別に好きな人だから殺されてもいいかな~じゃないんだよね、本当はもっと一緒に生きたいけど、どうしてもそうすることはできないから、せめて死に際にそばにいたい、愛する人の手で殺してほしい、自分の手で殺したい、なんだよね重みが違う

戦国の世だからってこともあって何をするにも命を懸ける必要があって、だからこそ信長の「楽しめよ、ただし本気でな」ってセリフで、

最初は家臣に向かって躊躇なく刃を向ける信長が理解できなくて嫌いだな!って思ったけど、戦国を生きるってそういうことなんだな、愛する人を殺せるくらいの覚悟がなきゃ、愛する人に命を預ける覚悟がなきゃ生きていけない世界で、本気ってこういうことなんだなっていうのをひしひし感じた。

わたしが持ってた「本気」の概念が壊されたっていうか、自分はなんて生ぬるく「本気」を使っていたんだろう、本気っていうなら命懸けるくらいの気持ちがなきゃだめなんだよなって反省させられた、

手に入れたいものがあるなら全身に槍を受けてでも貫かなきゃいけない

それができないならここにいる意味がない

(このブログ書きながらも藤吉郎が雨を全身で受けてるシーン思い出して涙出てきた…)

でも命が懸かってるからこそ、全力で生きる登場人物はすごくかっこよくて…

わたしには天下を取ることがそんなにいいことなのかわからないけど、もうそれは

戦国の世に生まれた人たちの、この物語の中に生まれた人たちの

宿命みたいなものなんだろうな、

 

あと、GARNETOPERAっていうくらいだからもう少し柘榴掘り下げたいんだけど、なんてったって記憶力がよくなくて、信長が明智に柘榴を宝にしろって言ったあたりの流れとセリフが曖昧で…

信長が明智にかけた「柘榴の実は人肉の味だ!」って言葉はすごく衝撃的で印象にあるんだけど(なんでそんなこと言うの…ってショックだった)本当にそういう逸話があるんだね。

それでいて明智が実がなるときはいつも父さんが死んだり母さんが人質に連れて行かれたり不幸なことが起こるって言ってた柘榴の実の花言葉は「互いを思う」なの…

でも確かにGARNET OPERAはそれぞれの人間関係がとても素敵で愛情にあふれていて「互いを思う」っていう言葉が似合う舞台だった。

本当に素敵な舞台でした。キャストさんの熱量がすごく伝わってきたし、登場人物の熱い思いがキャストさんを通して伝わってきた。観れてよかったです。

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ちなみに観劇直後の私↓

ガネオペ、軽い気持ちで観に行っちゃダメなやつだった…
隣の人に泣いてるって思われたくなくて、涙拭くの我慢してたらマスクぐしょぐしょになってしまった、後半ずっと泣いてた、光秀のところが山場だと思ってたのに、まさか、そんな、信長…!最初まじで信長何考えてんの?意味わからなすぎ嫌いだわって思ったのにね、夫婦も親子も主従もどの関係も尊すぎてずっと胸がギューってしてた苦しい…藤吉郎に託してくれてありがとな…
八重が光秀のこと好きになるのもわかるよかっけぇもん、大人だもん
それに対して藤吉郎…!!!藤吉郎!!!
八重にプロポーズしたシーンの寧々って名前あげたところが本当にやばかった、
あんなプロポーズ羨ましいなって八重…って思ってたけど、最後の藤吉郎を送り出すシーンの寧々かっこよすぎて感服した寧々には勝てん…
えーんもうみんな好きだよの気持ち、戦国の話だからってとこもあるけど描かれる生き様がかっけぇすぎ😭
初EXシアターありがとうございました(T_T)

もう1回観に行きたい気持ちと、初回のこの新鮮な感動を過不足なく保存しておきたい気持ちがある

 

藤吉郎、ヘコタレだけど覚悟決めたときの強さがいいよね、、、かっこいい